シリコンはよくない?

こんにちは!

A-LOVEブログ編集部です。

今回も、シャンプー剤を選ぶ上でよく質問を受ける、シリコンについて説明します。


近年盛んに聞かれるシリコン・ノンシリコン問題。


動植物が作る天然のオイルは炭素(C=カーボン) を骨格に用いています。一方、シリコンオイルは炭素(C)をケイ素(Si=シリカ)に置き換えた人工的なオイルで、天然オイルの欠点である酸化や腐敗をおこさず、そのポリマーは生体内で不活性であるために医療分野では人工血管や人工心臓などに応用されていて、安全性の高いものなのです。

ここで言う骨格はこれ↓


人間も犬の皮脂も細胞間脂質も炭素系のものなので、天然の動植物オイルの方がいいんじゃないか?と思われますが、実は天然オイルには大きな欠点があります。

紫外線や熱で酸化されて過酸化脂質という悪性オイルに変化するのです。


炭素もケイ素も地球上では非常に多い元素で、例えば炭素からなる天然ポリマーは備長炭やダイヤモンド、ケイ素からなる天然のポリマーはガラスや水晶などがあげられます。

ケイ素は非常に安全性が高く、紫外線により肌の上で過酸化脂質のような悪性のオイルに変化しないことから、化粧品などに多く使用されています。


シリコンが毛穴をふさいで・・・といううわさもありましたが、シリコンが毛穴に詰まりトラブルを起こすことはないというデータが公表されています。その理由は、シリコンの分子の大きさだそうです。シリコンは分子が大きく、毛穴のほうが小さいので、シリコンが毛穴に入り込む、毛穴に詰まってしまう、ということはないそうです。

まして洗い流す物ですし、残ったとしても不活性なので、悪さはしないのです。

一方、天然オイルは被毛に残ると紫外線や熱で酸化・腐敗してしまいますので、被毛の傷みには、天然オイルではなくシリコンオイルを用いることで、安全にダメージをケアできます。


しかし、そもそもシャンプー剤は皮膚や被毛の汚れを洗い流すもので、シリコンオイル(メチコンやジメチコンなど)は犬に必要ないんじゃない?と思った方・・・はい、その通り。


ケアが必要ないワンちゃんや、ダメージのない被毛にはシリコンオイルが必要ないため、ノンシリコンシャンプーを選びます。

しかし、それぞれの犬種や生活環境により、必要な場合もあります。


要は、それぞれの目的に合ったシャンプーを、皮膚や被毛の状態によって選ぶ必要があるということです。


ただ悪いと決めつけるのではなく、なぜ悪いのか?なぜ良いのか?をしっかり確かめなくてはいけません。


結局良いか悪いかは一概には言えませんし、天然のものだからいい、とも、一概には言えないということですね。


シリコンは使いよう。必要なのはだぁれ?

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